愛着(アタッチメント)スタイルチェック
愛着(アタッチメント)スタイルとは
- 安定型 精神的にも人間関係においても安定しているスタイル
- 拒絶型(不安定型) 回避が強く人間関係を避けるスタイル
- 捉われ型(不安定型) 不安が強く人間関係を信頼できないスタイル
- 恐れ型(不安定型) 回避と不安の両方が強く、不安定で混乱したスタイル
イギリス出身の精神科医でもあり精神分析家のジョン・ボウルビィは「愛着行動が進化の過程で、捕食者から身を守るために生得的に組み込まれた行動系であり、その後の養育者とのやり取りを通してより適応的な行動へと発展していく」と考えました。
子供の頃に安全地帯である親や養育者との関わりによって、能動的な行動が変わってくるという事です。
例えば、安全地帯である親や養育者が適切で信頼出来ている場合、子供はその場所を基点に探求行動を行います。
上手くいかなかった場合はまた安全地帯に戻り、回復をしてまた探求行動に移ります。
これを繰り返して、自我や人間関係を学んでいきます。
ですが、この安全地帯がなかったり信頼できない場合、子供は探求行動が取れず、学びの機会が減ってしまいます。
これによって、対人関係を避けたり、不安のあまり顔色伺いが強くなるなどの傾向が身についてしまいます。
それは大人になっても継続していくもので、なかなか変える事が難しいといわれています。
ここでは愛着(アタッチメント)スタイルをチェックする事が出来ます。