自己中チェック
自己中とは
自己中とは「自己中心的」の略で、専らネガティブな意味合いで使われます。
どちらかというと自分勝手で協調性がないという使われ方をしますが、自己中が必ずしも悪いというわけではありません。
具体的には、自己中な人は自分の意思が強く、相手を省みるよりも自分を優先します。
協調性を重んじる日本では好まれませんが、言い換えると「決断力がある」「目的達成力がある」ということにもなります。
自己中が問題になるときは、自分の利益を他人が損をすることによって発生させ、それが人のためになっていない時ではないでしょうか。
また、自己中の人は自分が自己中だと思っていないことがほとんどです。
自己表現を自分の思うままにするということが身に沁みついているということですので、本人は自然体のことが多いからです。
もし、人間関係で上手くいかない、または嫌われ安いという方は自分でも気づかないうちに自己中になっているかもしれません。
そのような方に、自己中度を知って頂きたいと思います。
自己中のメリットとデメリット
自己中はただ悪い面ばかりではありません。
例えば、経営者や何かのリーダーになるような人は決断力や独自のビジョンが必要です。
その時に他者のことばかり優先しているようでは上手くいきません。
時には自己中心的な考えが必要な時もあります。
自己中のメリット
自己中の特徴は自分の意志や思いを優先するというものです。
一般的に自分の意志や思いを優先出来る人というのは、その判断に自信がある人です。
その自信はそれまでにある程度の成功をしてきているという根拠がある場合がほとんどです。
ある程度の能力が必要で、その努力をしてきているということです。
単に我慢が出来ないという自己中は別ですが、自己中が自分を向上させ能力を引き出しているというケースもあります。
また、自己中心的な考えは判断を早くすることもあります。
難しいケースの判断でも偏ってはいますが、犠牲を伴っても決断できるというのは重要なことです。
自己中でも自分で責任をもって行動する場合はメリットになることがあります。
自己中のデメリット
自己中のデメリットは周りにとって迷惑となってしまうケースです。
自己中心的な言動は自分にとってのプラスを考えた結果です。
それは他人にとってはマイナスになることもあります。
また、自己中心的な人間は社会的に嫌われてしまうこともあります。
それは、協調性を重視するためにつまはじきにしようとする社会性があります。
自己中というのは周りとのバランスを取れなければデメリットとなるということです。